Fedora42 で pdns-recursor が起動しなくなった話

Fedora42 にアップグレードを行うと、次のエラーで pdns-recursor が起動しなくなった。

色々と調べてみると設定ファイル「/etc/pdns-recursor/recursor.conf」が ver 5.1 では YAML 形式優先、 ver 5.2 では強制的に YAML 形式と判定されて読み込まれていた結果だった。

参考:PowerDNS Recursor New Style (YAML) Settings

Fedora42 では pdns-recursor は ver 5.2 にアップグレードされた状態だった。

「/etc/pdns-recursor/recursor.conf」を YAML 形式に変換

参考: Conversion of old-style settings to YAML format

PowerDNS Recursor を再起動

YAML 形式の「/etc/pdns-recursor/recursor.yml」

YAML の文法

  • 「:」で終わる項目は辞書型を表し、「-」で始まる行はリスト項目を表します。
  • 「#」はコメントを表します。
  • シングルクォート「’」やダブルクォート「”」でエスケープする事が出来ます。
  • エスケープされた文字列には「\n」などのエスケープシーケンスが利用できます。

参考:https://docs.ansible.com/ansible/latest/reference_appendices/YAMLSyntax.html

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