Fedora で HDMI をキャプチャーする
Fedora (Linux) でも、HDMI を動画としてキャプチャーしたり、配信したりする事が可能です。
※ 著作権保護(HDCP)の制限がある動画はキャプチャー出来ません。
HDMI キャプチャーカードを入手する
Amazonで購入しました。

OBS Studio のインストール
Fedora / RedHat 系
sudo dnf install obs-studio
Ubuntu / Debian 系
sudo apt install obs-studio
詳しくは、公式ページをご覧下さい。
キャプチャーカードは意外と熱を発生させる
キャプチャーカードは思っていたよりも熱を発生させる。そのために熱対策としてアルミ製ボディーのモノを推奨します。プラスティック製のモノは推奨しません。
ミニPCなのど背面にある Type-A (USB 3.0以上)ポートには注意が必要
実はキャプチャーカードを背面の USB Type-A (USB 3.1)ポートに接続した場合、全てのポートで2〜3秒後にフリーズする結果となった。
※ ASMedia のコントローラー( ASM1042 / ASM1042A / ASM1142 / ASM2142 / ASM3142 )は相性最悪です。
最初は熱暴走を疑ったのだが、そもそもミニPC背面の USB ポートはキーボードやマウスなどの比較的情報通信負荷の低いモノを想定していたらしく、4K 60 FPS のデータ転送などの高速大容量通信には対応していなかったらしく、コントローラーがパニックを起こしていた様だ。
USB 3.0 以上(青色のポート)だからと言って安心は出来ないようだ。
結局、ミニPCなどではコスト的な問題もあると思われるので、背面のポートを利用する場合は注意して頂きたい。
対策としては、前面の USB Type-C ポートを使用するのが無難な様だ。
ちなみに今回は、USB Typs-A to Type-C 変換コネクタで対応した。
このキャプチャカードはSDR
高級はキャプチャカードは HDR に対応していますが、このカードは一般的な SDR です。
お絵描き配信などでは色合いが制限されてしまいます。(HDRティスプレイを使用している場合)
ゲーム配信などでは問題ないかと思いますが、お絵描き配信では注意が必要です。
パススルー機能もSDRになってしまう為、色管理を行っている環境では出力をHDR対応ディスプレイに接続するのは止めておいた方が良いでしょう。
OBS Studio の起動
PS5 で動作している「原神」をキャプチャしてみた。
※ 著作権保護(HDCP)はPS5 側で「オフ」にしてあります。


映像フォーマットには「Motion-JPEG」を「YUYV 4:2:2」があるが、前者は赤みが少し増す咽頭と、後者は駒落ちする印象だった。
試し撮り
HDR で録画する
HDR で録画するには HDR 対応のキャプチャーボードが必要です。
UGREEN 4K@60Hz HDMI キャプチャーボード パススルー機能 HDR VRR USB3.1 Gen1 5Gbps超低遅延

録画方法は SDR と同じですが、HDR になる関係上ファイルサイズは増加します。
また、HDMI の音声出力が少し弱い気がします。OBS 側などで調整が必要かも知れません。
仕様:

OBS での音声の補正(音量調整)
HDMI 音声のマイク > 「フィルタ」 を選択


「+」ボタンで「ゲイン」を選択し、追加する。
スライダーを右側に移動させると音を大きくする事が出来ます。
OBS での HDR キャプチャーボードの設定

- 映像ファーマット (YUVY:4:2:2) 仕様の Video Fortmats / P010 から推測
P010: HDRの標準である10bit(YUV 4:2:0)映像をLinux側へそのまま届けるためのHDRネイティブ用フォーマットです。 - 色範囲 HDR であることから設定

- カラーフォーマット P010 仕様書から引用
- 色空間 HLG
選択肢としては PQ(映画・PS5用)広域 / HLG(放送・YouTube用)中間階調のコントラスト重視
だが PQ では白飛びしていたので、 HLG を選択した。 - 色範囲 フル HDRの特性から
- その他 既定値

- 録画フォーマット mkv Linux で一般的なフォーマット
- 映像エンコーダ SVT-AV1 HDR に対応した録画・配信コーデック(x264 などは HDR に対応していない)
- レート制御 CQP すべてのフレームを常に指定した一定のクオリティで記録する。(低いほど高画質・容量大)
- CQレベル 少ない程、高画質・高負荷 動作の早いゲームでは少なめにするのが画質が良い。(FPS や シューティングなど)
- その他 既定値

- FPS共通値 キャプチャーボード及びディスプレイが 60 Hz である事と、YouTube の FPS 上限が 60 であるため。
- その他 既定値

- デスクトップ音声 無効
OBS Stadio は配信などを措定している関係上、PCの音やマイク端子がコレに該当します。 - マイク音声 既定値
HDMI から変換された USB Type-C に含まれる音声は、マイク扱いになっています。HDMI に含まれる音声を録音したいので、既定値に設定します。
修正版の動画
結論:
Fedora44 (Linux)でもスクリーンキャプチャや動画配信は問題なく行える。

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