XP-Pen 液タブ Artist 12セカンド 豪華版 を Fedora で使用する
「XPPen 液タブ Artist 12セカンド 豪華版」を購入したので、設定してみた。
※ Fedora 44 では正常に動作しません。OpenTabletDriver も対応していません。
この記事を読んでいるのが、Linux ユーザーであるならば、中古でも良いので Wacom の Cintiq を推奨します。
XP-Pen の公式サイトに問い合わせを行ったのですが、無視されました。
Wacom の Cintiq であれば大抵の場合は対応していますし、Fedora 44 で発生した問題は、Xorg の廃止によるモノだと考えられます。
また、Wayland が Linux の主流になる事は、ほぼ確実だからです。
この記事を参照して下さい。

12インチ、FHD
付属の USB-C ケーブルのみで接続
付属のUSB-C ケーブルのみで接続出来るので、接続は簡単だ。

※ 専用のUSB-C ケーブルは豪華版のみに付属している。
libwacom が対応しているか知らべる
ココでは「Artist 12」はあるのだが、「Artist 12セカンド」は見付からなかった。
そこで認識しているかどうかを調べた。
$ libwacom-list-local-devices
/dev/input/event21 is a tablet but not supported by libwacom
/dev/input/event19 is a tablet but not supported by libwacom
devices:
- name: 'Intuos Pen & Touch Medium'
bus: 'usb'
vid: 0x056a
pid: 0x0303
nodes:
- /dev/input/event5: 'Wacom Intuos PT M Pad'
- /dev/input/event4: 'Wacom Intuos PT M Finger'
- /dev/input/event3: 'Wacom Intuos PT M Pen'
styli:
- id: 0xffffe
vid: 0x0000
name: 'General Pen Eraser'
type: 'general'
axes: ['x', 'y' , 'tilt', 'distance', 'pressure']
buttons: 2
is_eraser: 'true'
eraser_type: 'invert'
- id: 0xfffff
vid: 0x0000
name: 'General Pen'
type: 'general'
axes: ['x', 'y' , 'tilt', 'distance', 'pressure']
buttons: 2
erasers: [0xffffe]
すると、同時に接続している Wacom タブレットは認識しているが、XP Pen の液晶タブレットと思われるデバイスはサポート対象外になっている事が判明した。
しかし、「設定」>「グラフィックタブレット」を見ると、中途半端に対応している事が分かった。

設定としては、サブディスプレイ「UGD12″」にマッピングさせている。
ショートカットの割当部分が、Wacom タブレットの分しか出ていない。

ちなみにサブディスプレイとして認識されている。
①の12インチディスプレイ

仕方がないので、XP Pen の純正ドライバを入手してインストールした。
ドライバの入手
このページから、ドライバをダウンロードしてインストールする。
再起動
接続した状態でOSを再起動する。
設定
設定できるのは次の3画面だけである。
ショートカットの設定
Krita 用に設定した。

スタイラス設定
「ボタン1」と「ボタン2」が逆になっていた。
しかも筆圧が libwacom と干渉してしまったので、libwacom 側の設定は「柔らかい」に設定した。


動作確認
「視差」は気にならないレベルで、入抜きも問題なかった。若干赤みが強い気がするが問題無いレベルだった。

色合い
液晶タブレットにありがちな少し赤みがかった色をしています。
これは AdobeRGB 6500K に近い色合いだと思われます。印刷を前提としているのであれば構わないのですが、そうでない場合は注意が必要です。色合いの変更も行えないので、基本的に画像データとして扱うのであれば HDR 対応の製品を選ぶことをオススメします。
感想
以前は Linux と言えば Wacom タブレット一択だったのだが、XP Pen はドライバも提供されているので、安心して使える印象だった。
しかし libwacom が中途半端な対応をしているセイで、両方で設定を行う必要があるのが残念だった。
libwacom は mutter などが依存ファイルとしている都合上、アンインストールを行うことは出来ないので、注意が必要だ。
libwacom には早く完全対応してもらいたい。(2025/08/08)

[…] 理由は Xp Pen の Airtist 12 2nd が Fedora 44 で上手く動作しなくなってしまったからだ。 […]